- 仕事が覚えられない
- うっかりミスが多い
- 仕事量に対応できない
- 仕事に向いていないと感じる
- 同期は出世している
このようなことを考えながら仕事を続けることは非常にストレスがたまります。
しかし自分で能力不足を感じることができるということは”自分を客観視できている証拠”でもあります。
さらにもう一歩引いて俯瞰的に自分のやっている仕事を見つめ直してみましょう。
きっと何か発見があります。
この記事では”能力不足で仕事を辞めたい”と感じたときに考えることや対処方法について紹介していきます。
目次
仕事に能力不足を感じるポイントを具体的に洗い出そう
では自分が能力不足だと感じるポイントについて個別具体的にみていきましょう。
ここでのポイントはぼんやりした仕事ができないイメージではありません。
仕事のどの部分ができないのか具体的にはっきりさせることです。
そのためには一度自分を客観視してみましょう。
チームメイトの立場になってみたり上司の立場から見た自分を想像してみましょう。
そうすることで自分の欠点や弱点が見えてきます。
仕事が覚えられないケース
仕事を覚えられない原因として以下の点が考えられます。
- 配属されて間もない
- 忙しくて覚える時間がない
- 覚える量が膨大
- 仕事を教えてくれない
順番にみていきましょう。
配属されて間もない場合
配属されて間もないケースであれば、ある程度時間が必要なので焦る必要はありません。
ひとつひとつじっくりと覚えていきましょう。
周囲と比べすぎるのも良くありません。
会社からはなにかしらの意図があってあなたを配属しています。
その意図を会社や上司からの指示を元に推測し、あせらずじっくり取り組んでみましょう。
忙しくて覚える時間がない、覚える量が膨大な場合
忙しくて覚える時間がない、覚える量が膨大に関しては共通する部分があります。
それはどちらも”覚えるための時間をいかに捻出するか”が問題となってきます。
基本的なことですが”まずはメモをとる”ことから始めてみましょう。
その場では覚えたつもりでも、人間は時間とともに忘れていきます。
また教える側も相手がメモをとっている行為について好意的な感情を抱きます。
教わる側の基本姿勢として常に心に留めておきましょう。
仕事を教えてくれない場合
職人気質の職場では”教わるのではなく見て覚える”といった慣習が根付いている職場もあります。
その場合には覚えていないことよりも”覚える姿勢”に目を向けられている場合がありますので注意が必要です。
それとも単純に教える気がない職場なのか冷静に判断しましょう。
仕事でうっかりミスが多いケース
このケースでは以下の2点に注意することで予防できるケースがたくさんあります。
- 一度に2つのことを同時に行わない
- 手順書や注意事項をそばに置くこと
うっかりミスの多くは注意力が散漫になることで発生します。
まずはひとつずつ仕事に対処していきましょう。
また手の届く範囲に手順書を起きながら仕事を進めることや、付箋などを用いてよく間違う点について視界にはいるようにしましょう。
仕事量に対応できないケース
こちらのケースでは外的要因と内的要因が考えられます。
自分の能力不足が原因だと思いがちですが、誰がやっても仕事量が多いと感じるケースもあります。
この場合には以下の2点に注意しましょう。
- 優先順位をつける
- キャパオーバーならきちんと上司に伝える
同期は出世しているケース
仕事を続けているといつの間にか立場が違ってきたり、任される仕事の内容が異なってきます。
そのようなときに悩むのは自然なことです。
一度立ち止まって自分のキャリアプランを考える良い機会だと捉えましょう。
評価の基準が客観的にわかりやすいものであれば、自分に足りていない事が分かりやすいですがそのようなケースの方が少ないでしょう。
会社の判断基準は往々にして不明確なものです。
そのようなときは自己肯定感を高めることに取り組むことで悩みを解決できるかもしれません。
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仕事における能力不足の原因を洗い出す効果
たとえ原因を洗い出し改善できなかったとしても悲観することはありません。
なぜなら自分を客観視し自分のウィークポイントを知ることが必ず自分自身の成長に繋がるからです。
得意なことや苦手なことは人それぞれ違います。
自分の特性を知ることが今後のキャリアプランを考えるうえでもとても大切になります。
それでも能力不足が改善しない場合
いろいろ試してみたがそれでもやっぱり自分は能力不足だと感じるようであれば、違う部署への異動届や転職を視野にいれることを考えてるタイミングかもしれません。
あなたひとりが能力不足だと感じていても、相談することで周囲からはそのように思われていないケースもあります。
またその職場では能力不足だと感じたとしても、違った環境では能力を発揮できるかもしれません。
そのように悲観しているときは得てして視野が狭くなっているものです。
転職サイトに登録するなど何かアクションを起こしてみましょう。
まとめ
ここまでの記事を纏めるとこうなります。
- 自分を客観視し能力不足を感じるポイントを見つける
- 具体的な対策を立て対処してみる
- それでも改善できなければ会社に相談
- やっぱり改善の余地が見込めなければ転職も視野にいれ行動する
自分の能力不足のポイントを把握することは、自分に足りていないものを気づかさせてくれます。
また仕事や周りの環境があなたに合っているのか考えてみることも大切です。
今働いている会社だけが唯一ではありませんので、視野を広げるために行動してみましょう。