- 現状を変えたい
- 精神的・経済的自由を手に入れたい
- 時間を有効活用したい
- 明確な目標があるわけではない
- 勉強習慣を身に付けたい
このような時に資格を取るというのは有効な手段です。
しかし一括りに資格と言っても数多くあり、どの資格を選べば良いのか迷います。
そして迷っている間に時間が過ぎ、結局始められないなんてことがこれまでの経験ではないでしょうか。
資格は合格してこそ効果を発揮します。
途中で挫折してしまうとどれだけ努力してきたところで、履歴書に記載することすらできません。
そこでこの記事で取り上げるおすすめ資格については、以下の2点を考慮し取り上げました。
- 比較的難易度が高くないもの(資格の中で等級分けされているものもあり)
- 働きながらでも取得可能なもの
この2点を踏まえて”社会人の皆さんが始めるならコレ!”というオススメ資格を紹介していきます。
目次
汎用性の高い資格から始めよう
- 時間があるし取り敢えず何かチャレンジしたい
- 明確な目標は無いが何か資格が欲しい
- つぶしの効く様な資格を選びたい
こういった方には以下の5つの資格をおすすめいたします。
”実務で活かせる資格”と”自分の可能性を広げる資格”です。
汎用性のある資格
- MOS(マイクソフトロオフィススペシャリスト)
- TOEIC
- 日商簿記検定
- ITパスポート
- 資格手当の付く資格
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
マイクロソフト社のオフィスソフト(ワード、エクセル、パワーポイントなど)の操作技術を証明する民間資格になります。
日常的に業務でこれらのソフトを使用しているのであれば宝の持ち腐れになることはないでしょう。
MOSの学習を進めることで一歩踏み込んだソフトの使い方を可能にしてくれます。
またオフィスソフトは事務作業はもちろん営業活動での資料作りなど活躍の場は多彩です。
就職や転職に有利という訳ではありませんが、自身のスキルアップのためにはとても良い資格です。
※参考 MOS(マイクソフトロオフィススペシャリスト)公式サイト
TOEIC
アメリカ発の全世界共通の英語試験です。
テストの形式は何種類かに別れており、主に日本では”TOEIC® Listening & Reading Test ”のことを指します。
この試験の特徴は、点数で合否判定をするのではなく”点数で英語能力を客観的に評価”するものになります。
外資系企業またはグローバル化が進んでいる日本企業では、エントリーシートに記入し語学力についての判断材料として取り扱われています。
また入社後は昇進にTOEICの点数を要求している企業もあることから、一部の企業では必須のものといえるでしょう。
語学力は一朝一夕には習得できませんので、スタートは早いに越したことはありません。
また”すきま時間”などを活用し勉強するのにもうってつけなので、取り敢えず何か勉強したい方にはおすすめです。
※参考 TOEIC公式サイト
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日商簿記検定
”簿記とは一定のルールに従い金銭の入出金や取引の記録を帳簿に記載していく作業”になります。
この作業を一年間行い決算書を作成することを目的としています。
簿記を学習することにより以下の効果が見込めます。
- 企業の財務状況を分析できる
- 経理事務では必須
- 営業先の財務分析も可能なので営業の際にも役に立つ
- 起業するには財務分析能力が必須
一見、地味なように感じる簿記ですが、数字を読み取る能力は管理職を目指す方にとっては必須のスキルです。
”数字という客観的な基準で判断することのできる新たな視点を身につけることができる”ことがあなたの強みとして加わります。
ITパスポート
現在日本を始め各国では人材難の時代です。
そして我が国の政府は”働き方改革”や”学び直し”について予算を使いこの苦難を乗り越えようと様々な施策を打ち出しています。
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特に”DX人材”の育成については力を入れています。
このような現状を踏まえ2009年に”ITパスポート”の試験が制定されました。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
ITパスポート試験HPより引用
もはやこれからの時代においてはITスキルは必要不可欠なものになってくるでしょう。
資格手当のつく資格
勤めている会社で資格を持っていることにより”資格手当が付く資格”もオススメです。
資格手当が発生するということは、その会社にとって価値の高い人材としての裏返しでもあります。
不動産会社では宅地建物取引士の資格、ガソリンスタンドなどの危険物を取扱う企業では危険物取扱者などが代表的な資格になります。
”現在勤めている会社に長く勤めたい”や”今いる会社の将来性に魅力を感じている”のであれば取得の優先順位を上げても良いでしょう。
キャリアプランに合った資格を選べば効果的
どの資格を勉強するかについて迷ってなかなか行動に移せない方も多いかもしれません。
そのような方にはまず汎用性の高い資格からトライすることをおすすめいたします。
また資格を選ぶことは自分自身のキャリアプランを見直すことにも繋がります。
”将来の成りたい自分”を見定め、ご自身のキャリアプランに合ったものを選ぶことができれば一層効果的です。
現在、日本にある資格は国家資格だけでも1,000以上あり、更に民間資格を加えると3,000以上あると言われています。
ただ単に闇雲に取りたい資格をとっても、自身のキャリアプランに合わなければ宝の持ち腐れにも成り得ます。
取得する資格が自分にとってどのように活かせるかを念頭に勉強を始めることも、資格選びの大切なポイントです。
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まとめ
ここまでの資格選びの選択肢をまとめると以下のようになります。
- 汎用性があり、難易度及び取得に必要な時間を満たしやすいものから選択する
- 就業先に魅力や将来性がありそうなら、資格手当の付く資格も選択肢
- キャリアプランが明確なら、それに沿った資格を選択を選択(但し取得難易度は考慮すること)
私がおすすめするのは”まずは1番の汎用性のある資格から取得すること”になります。
達成できそうな資格に合格すると、成功体験が脳に刻まれ自分に自信が持てるようになります。
そしてより難易度の高い資格へチャレンジする土台を作ってくれます。
キャリアアップや自分自身の働き方を見直すきっかけにもなりますので、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの成長に繋がります。
今回ご紹介した汎用性のある資格
- MOS(マイクソフトロオフィススペシャリスト)
- TOEIC
- 日商簿記検定
- ITパスポート
- 資格手当の付く資格