勉強を初めてみたけど続けるのが難しい。続かない。続けられない。
いざ参考書を手に入れ取り組もうとしても、なかなか集中して継続できない。
まして仕事や家事を片づけてからとなるとしんどい。
中には『昔から勉強が苦手』と思い込んでいる人もたくさんいらっしゃると思います。
私も国家資格に合格するために悪戦苦闘しました。
その中で”勉強を続けるために気づいた点”がいくつもありました。
この記事では勉強が続かない方に向けて私が実際に勉強を続けるのが難しく感じた原因を列挙し、その対応策を紹介していきます。
目次
①なぜ勉強を始めたのか思い出そう
根性や気合で勉強を続けることのできる人もいます。
それはある種の才能です。
しかしほとんどの方は”勉強を続けるのが大変だ”と思い悩みます。
ある書籍によると”東大生は小学生時代に勉強習慣を見につけている割合が高い”ことが示されています。
しかも親から強制されるのではく自ら進んで勉強をしていたようです。
ここで今の自分に問いかけてみてください。
社会人になって始めた勉強は、誰かに強制されて始めたことなのか
多くの方は違うと思います。
義務教育でもないし自ら進んでやろうと決めたことのはずです。
まず”なぜ勉強を始めたのか”この原点を思い出すことからスタートしましょう。
②ずばり勉強が続けられない理由は4つ。それぞれに対策しよう。
ここでは勉強が続けられない大きな原因を4つ取り上げ解説していきます。
- 成功体験を実感したことがない
- 目標が高すぎる
- そもそも勉強し達成したい目標を望んでいない
- 本当に勉強が必要か疑問
まず自分がどの原因に当てはまるのか検証してみましょう。
そしてどの原因が当てはまるのか見極めたら、次に原因に対する対策を実行していきましょう。
成功体験を実感する方法
これは勉強に限った話だけではありません。
仕事や運動でも同様です。
勉強もスポーツも仕事もそこそこでやり切って燃え尽きたことがない
という方に多く該当する”勉強が続かない原因のひとつ”です。
私も何をやっても中途半端で平均的な成績、突出したものがないというようなこのタイプでした。
ではどのように成功体験を実感するのか
この対策としてスモールステップという方法があります。
※スモールステップは非常に有効でこちらの記事で詳しく解説しています
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成功体験を積み重ねることは、勉強を継続するための大きな原動力になりますので最重要といっても過言ではありません。
目標が高すぎるか検証しよう
せっかく勉強するんだし難しい資格に挑戦しよう
これは危険な兆候です。
学生時代ならまだ時間の確保もしやすいですが、忙しい社会人にとって勉強をする時間を確保することが容易ではないからです。
つまり勉強し何かを得るためには”それ相応の時間が必要”だということです。
勉強する難易度はそれに必要な勉強時間に比例します。
例えば資格を取りたいと考えた場合にはその資格の難易度を検討する為に、資格学校のサイトなどでその資格合格に必要なおおよその勉強時間を確認しましょう。
そしてその合格のための勉強時間が確保できそうであればチャレンジしてみましょう。
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【参考】社会人の勉強時間
一般的な社会人の勉強時間をご存知でしょうか。
総務省の統計データによると
日本の社会人の平均勉強時間は7分前後
総務省統計局『社会生活基本調査 令和3年度』より引用
更に95%の方は勉強時間0分という調査結果になっています。
勉強が続かないと悩んでいたとしても、あなたが少しでも勉強しているなら既に上位5%に入っています。
なぜ勉強を始めたのか初心を思い出そう
その勉強によって何を得たいのか
この事を念頭に置きならが勉強に向き合うのが大切です。
例えば資格を取ったとしてもその先にその資格を使って何をしたいのか
具体的にビジョンを考えてみましょう。
もしそこでビジョンが思い浮かばないようであれば、その勉強は意味をなさないかもしれません。
私の場合は、事業を継続するために必要不可欠な国家資格を所得することで得られる将来像を思い描くことで、モチベーションを維持することができました。
今している勉強が人生に必要なのか
ビジョンを具体的に鮮明に持つことで義務教育の勉強とは違った感覚を持つことができます。
強制されたものではなく自ら進んで始めた勉強であれば必要にかられて始めたはずです。
勉強によって得たものを活かせるビジョンを明確に持つことで、受け身ではなく能動的に勉強することにつながります。
今取り組んでいる勉強が自分のライフプランに必要なのか
このことを自問自答してみましょう。
そうすることでより俯瞰的に勉強の必要性を確認することができます。
人生は有限です、自分の限られた時間を大切にするためにもあなたのライフプランにとって、その勉強が必要か考えてみましょう。
まとめ
勉強が続かない理由は人それぞれです。
まずその理由を明確にすること
それから勉強を始めても決して遅くはありません。
勉強が続かなかった理由について自分に当てはまるものを見つけ、それに対処しましょう。
勉強が続かない原因は決して頭の良し悪しや勉強の向き不向きだけではありません。
私達一般人の頭の良さなどアインシュタインやノイマン(IQ300のハンガリー出身の数学者・物理学者・経済学者)に比べたらたいした違いはありません。
今一度勉強が続けられないと悩んだら、少し立ち止まって原因をみつめなおしてから勉強を再開しても、決して遅くはありません。
- 成功体験を実感したことがない
- 目標が高すぎる
- そもそも勉強し達成したい目標を望んでいない
- 本当に勉強が必要か疑問
これらの原因に対応し、勉強を続けることができればきっと人生は変わっていきます。
勉強を始めた気持ちを大切に取り組んでいきましょう。