あなたの周りにもいる優秀な人。
優秀な人と凡人の違いっていったいなんだろう。
目に見える成果の裏には理由があります。
まずは代表的な特徴をまとめましたのでご覧ください。
今回、代表的なものである7項目を取り上げました。
一見するとバラバラの能力のようにも見受けられますが、実は大きく分類すると2種類に分かれます。
今回この記事では、この優秀な人だとすぐ分かる特徴を分析していくのですが、この内容にひとつポイントを追加します。
それは”この優秀な人だと感じる特徴をどうすれば自分自身に取り入れることができるのか”についても合わせて言及し解説していきます。
では順番にご覧ください。
目次
優秀な人だとすぐ分かる特徴を分解してみる
ではまず優秀な人だとすぐ分かる特徴を分類します。
なぜ分類が必要なのかというと”仕事ができる=優秀”という公式には2種類の要素が大きく関係してくるからです。
そしてこの2種類の要素を把握することが、自分のウィークポイントを見つける手助けをしてくれます。
自分の不得手は自分が一番良く分かっているつもりでも、案外活字で認識すると頭の中が整理されて有効です。
その2つの特徴はこちらになります。
- 論理的思考力が備わっている
- 行動力がある
ではこの2つの特徴について順番にご紹介していきます。
優秀な人だとすぐ分かる特徴:その1 論理的思考力を備えている
まず論理的思考力とは、物事について筋道を立て考えることのできる能力を指します。
この能力は一般的に日本人が不得意な能力であると言われており、一朝一夕に身につくものではありません。
またこの能力はいつの時代でも優秀な人物に備わっている特徴と言えるでしょう。
例えば戦国時代の武田信玄しかり、中国であれば三国時代の諸葛亮孔明であったり。
論理的思考力が備わっている人物から滲み出る雰囲気には、知性を備えたものを感じます。
これは論理的思考力において、人の話を聞く姿勢がとても大切だからなのかもしれません。
論理的思考力を身につけるために必要なステップ
- 他人の話を遮らず、静かに耳を傾ける
- 聞いた話の因果関係を頭の中で整理する
- 話の辻褄が合っているか順番に考える
- 感情を入れず仮説を立て検証する
- 答えを導き、理路整然と説明する
論理的思考力とはこのような順番で物事を理路整然と考え、他人に分かりやすく説明できる能力になります。
この能力を鍛える為のおすすめのトレーニング方法をご紹介いたします。
- 読書をするときに文脈を意識し要点をインプットする
- 読書で得た知識を他人に説明(アウトプット)する
- 反応を観察しフィードバックを得る
他にも方法は色々ありますが、読書を使ったインプットからのアウトプットはとても有効です。
管理職になると感情的に人を判断することなく、きちんとした理由づけを持って人を説得し管理する能力が必要になります。
そのために、この論理的思考力は欠かすことのできない能力です。
論理的思考力が備わっている人物との対話では、会話がスムーズなことはもちろん、こちらの話を傾聴してくれる心地よさがあります。
この点が、私たちが相手に対して優秀な人だと感じる大きな特徴のひとつだと言えるでしょう。
優秀な人だとすぐ分かる特徴:その2 行動力がある
優秀な人だとすぐ分かる特徴の2つ目として”行動力がある”ということが挙げられます。
人は口(くち)ばっかりで手を動かさない人に魅力を感じません。
また単に行動すれば良いというわけではなく、行動に意味や結果を伴わせることも大切です。
- 論理的に考えた上で行動するので、周囲の理解を得やすい
- 皆がやりたがらないことを率先して行う
- まず行動し、動きながら軌道修正し成果をだせる
この3点を意識し、頭でっかちにならずに行動に移していきましょう。
優秀な人だとすぐ分かる7項目の特徴を分類する
では、ここで取り上げました7項目の特徴をこちらの2種類に分類していきます。
- 論理的思考力
- 行動力
仕事をミス無くこなす
こちらは論理的思考力を使ったミスを分析する能力が不可欠になります。
正直ミスをすることは誰にでも起こり得ることです。
しかし、優秀な人は何度も同じミスを繰り返しません。
- ミスをする
- ミスの原因を見つける
- 予防策を検証する
- その予防策に効果は合ったのか確認する
この一連の思考を取り入れましょう。
レスポンスが早い
優秀な人の特徴としてレスポンスの速さが挙げられます。
メールのやり取りをしていて、いつまで経っても返信がない方には不信感を覚えてしまうものです。
反対にこちらからの応答に素早く反応してくれる方には好印象を抱きます。
優先順位は大切ですが、相手からの応答に素早く反応する行動力を身に着けましょう。
知識が豊富
こちらは論理的思考力を鍛える過程で手に入れることが可能です。
- 読書をするときに文脈を意識し要点をインプットする
- 読書で得た知識を他人に説明(アウトプット)する
- 反応を観察しフィードバックを得る
インプットとアウトプットを繰り返すことで、成長の螺旋階段を駆け上がりましょう。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力を身につける為には”論理的思考力”と”行動力”をバランスよく鍛えることが大切です。
コミュニケーションにおいては以下の3点に注意を払いましょう。
- 相手の話を良く聞くこと
- 相手からの質問に対して反応できる知識
- 待つだけではなく、こちらからのアクションをする
仕事の飲み込みが早い
仕事の飲み込みが早い人の特徴として”理解力の高さ”が挙げられます。
この能力についても、上記の2つの能力が必要となります。
どこが要点なのかを順序立てて見つけ理解する力と理解できていない点を解決しようとする行動力が必要です。
作業スピードが早い
ここで言う作業については”単純作業”として定義しています。
作業スピードが早い特徴には要領の良さも影響してきます。
それに加えて集中力の高さや優先順位のつけ方、そして作業スピードを上げるための工夫などといった複合的な要素が組み合わさっています。
単純に”手が早い”と言っても一朝一夕に真似できるものではありません。
スピードを身につけるにはそれぞれの要素をバランス良く伸ばすことが大切です。
【参考例】身近に潜んでいる優秀な人
私の周りにも尊敬する仲間がいますので、参考例としてご紹介いたします。
- 時間に厳格(朝が早い)
- 知識が豊富
- 洞察力がある
- 話が論理的で分かりやすい
持って生まれた資質だけでは、能力を維持することはできません。
日々の努力がなければ難しいでしょう。
体感的なイメージですが、私が今まで出会った優秀な方の多くは朝型でした。
誰よりも早く出社し仕事をしているイメージがあります。
これも日々の生活を律し、仕事に重きを置いていないと日々継続するのは難しいでしょう。
また非常に論理的でもあります。朝早く出社しているのにも理由があります。
その行動ひとつをとってみても、自分の中で考え実行に移すことが出来ることが優秀な証だといえるでしょう。
この記事のまとめ
今回この記事では”すぐに分かる優秀な人の特徴”として7項目取り上げました。
まずはひとつでも良いので、自分に足りない能力を見つけ伸ばしていきましょう。
そのためにはただ闇雲に頑張るのではなく、優秀な人だとすぐ分かる特徴について深く理解することが大切です。
またこれらの特徴を”論理的思考力”と”行動力”の2種類に分類しました。
論理的思考力を身につけるために必要なステップ
- 他人の話を遮らず、静かに耳を傾ける
- 聞いた話の因果関係を頭の中で整理する
- 話の辻褄が合っているか順番に考える
- 感情を入れず仮説を立て検証する
- 答えを導き、理路整然と説明する
また行動力を鍛える上で注意すべき点はこの2点です。
- 皆がやりたがらないことを率先して行う
- まず行動し、動きながら軌道修正し成果をだせる
論理的思考力や行動力を身につけ、スキルアップをし可能性を広げていきましょう。