- 飽き性だから
- 根性がないから
- 仕事が面白くないから
- 疲れるのがいやだから
- 周りに協調するのが苦手だから
”仕事を続けたいけどなぜだか続かない”と思い悩む方も非常に多いと思います。
私の経験上、特に20代に該当者が多いように感じます。
”なぜ仕事が続かないのか”そして”仕事が続かないことは人生の終わり”とイコールなのか。
そして”どうすれば仕事と向き合うことができるのか”についてこの記事では解説していきます。
目次
” 仕事が続かない = 人生終わり ”では決してない
まず結論から申し上げると、仕事が続かないことと人生が終わることはイコールではありません。
なぜなら”会社で手に入るものは会社以外でも手に入れることができるから”です。
アメリカの賃金労働者と給与労働者の在職年数の中央値は4.1年という調査結果が発表されています。
U.S BREAU OF LABOR STATISTICS より抜粋
以下、具体的に確認していきます。
仕事を辞めた場合のデメリット
- 収入を得られない(お金)
- 仕事を通じて得ることのできる成長の機会の喪失(成長機会)
- 社内や取引先との交流関係が途絶える(人脈)
- 社会の一員としての帰属意識が希薄になる(意識)
- 転職しづらくなる(お金)
代表的なデメリットはこの5項目です。
お金、成長機会、意識、人脈に対するこの4つがポイントです。
しかしここで考えてみてください。
- 会社に勤めて働くことだけがお金を稼ぐ手段なのか
- 会社で働かないと自己成長できないのか
- 仕事以外から交流関係は広がらないのか
- 仕事をしていないと社会の一員ではないのか
- 就職だけがお金を稼ぐ手段なのか
答えは皆さんの想像通りです。
たとえ就職しなくてもこれらの機会を得ることは十分可能です。
このブログもそうですが、決して会社で仕事をしなくてもひとりでできる作業でお金を稼ぐことも可能です。
またSNSを通じて交流し収入を得る方もたくさんいらっしゃいます。
自己成長は会社だけで形成されるものではありません。
良くわからない上司の言葉に惑わされるくらいなら、本を読んだりセミナーに参加し自己研鑽をスタートしてみましょう。
仕事は生活費のためという考え方
あえて”続ける”ではなく”続けている”と記載したのには理由があります。
ほとんどの方が”能動的”に仕事をしているのではなく”受動的”に仕事をしています。
日本では能動的であっても会社に出勤しておれば一定の収入を得ることができます。
このことを否定している訳ではありません。
しかしアメリカを始め欧米であれば、会社の業績が悪くなるなどの理由からレイオフされたりリストラされる可能性が十分になります。
逆説的な言い方になりますが、仕事を辞めれるということはお金にゆとりがなければ非常にハードルの高い行動と言えるでしょう。
お給料とはガマン料なのです。
楽な仕事など、この世にありません。
三輪 明宏 : 日本の歌手・俳優・演出家・作家
仕事との向き合い方
仕事を辞めても人生は続きます。
あなたが20代ならまだ40年以上、30代でも30年以上は一般的には働かなければなりません。
そんなときは一度立ち止まって自分自身のキャリアプランについて考える良い機会と捉えてみてはいかがでしょうか。
キャリアプランとは将来のなりたい自分像を描き、そこに向かうにはどのような能力やスキルが必要なのか思い描くことを指します。
また仕事に対する心の比重が強すぎると、職場で悩んだことが頭から離れず離職へと繋がるケースもあります。
”仕事はお金を稼ぐために仕方なくしていること”と割り切ることも必要かもしれません。
- キャリアプランにとって必要なのか
- ワークライフバランスを見直す
身体を壊したり、精神に支障をきたしてしまうと今後の人生に影響を及ぼしかねません。
長期的スパンで仕事について考えてみることもひとつの方法です。
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まとめ
ここまでの記事を纏めると以下のようになります。
まず仕事を辞めた場合のデメリット(お金、成長機会、人脈、意識)はこのようになります。
- 収入を得られない(お金)
- 仕事を通じて得ることのできる成長の機会の喪失(成長機会)
- 社内や取引先との交流関係が途絶える(人脈)
- 社会の一員としての帰属意識が希薄になる(意識)
- 転職しづらくなる(お金)
”仕事が続けられないし辞めたら人生終わりだ”と考えても不思議ではありません。
たしかに会社を辞めることによるデメリットもありますが、新たなことに打ち込むチャンスでもあります。
もし仕事が続けられないので辞めたら、このように自問してみてください。
- 会社に勤めて働くことだけがお金を稼ぐ手段なのか
- 会社で働かないと自己成長できないのか
- 仕事以外から交流関係は広がらないのか
- 仕事をしていないと社会の一員ではないのか
- 就職だけがお金を稼ぐ手段なのか
決してそのようなことはありません。
みな仕事を辞めるときはそれぞれの理由が必ずあるはずです。
しかし人生は続いていきます。
- キャリアプランにとって必要なのか
- ワークライフバランスを見直す
そんなときにはこの2点について立ち止まって深く考え、新たな目標に向けスタートを切りましょう。