皆さんが手帳に持つイメージとはどのようなものでしょうか。
- 使い道は今いちピンとこないけど、とりあえず社会人になったら持つべきもの
- スケジュール管理に必要だから
- 会議などでメモを取るときに必要だから
今やスマートフォンでも簡単にスケジュール管理やメモもできる時代です。
そのような世の中なのに、あえて手帳は必要なのでしょうか。
この記事ではこの”社会人になったら手帳はいるのか・いらないのか”について考察していきたいと思います。
目次
手帳を持つメリット
筆者は手帳を持つことをおすすめします。
手帳を持つメリットはいくつかあるのですが、ここでは特に手帳を使っていて感じたメリットを抜粋してご紹介いたします。
スケジュール管理がしやすい
スマートフォンと比較して手帳でスケジュール管理をする方が優れている点を列挙いたします。
- 視認性が優れている
- 操作ミスで消去することがない
- 手で書いた方が早い
スケジュール管理は”予定を忘れないため”や”ダブルブッキングを避けるため”に必要になってきます。
スマートフォンでも管理可能ですが、操作性の観点(誤って消去してしまう恐れ)や視認性(画面サイズの問題)の観点から手帳を開いて書き込むことに劣後してしまいます。
手帳はスケジュール管理のためのツールといっても差し支えのないもので、この2点において軍配が上がるでしょう。
過去の振り返りに重宝する
手帳は過去の予定を振り返るときにも、とても見やすく重宝します。
またその時々に感じたことが書き記されていると、過去と今の自分の考え方や価値観を比べる事もできます。
当時のスケジュールを振り返ると思わぬ発見があるものです。
過去に頑張ったことや自分のスケジュールの立て方の甘さなどが見つかり、未来に活かすことができます。
メモを取るときに便利
仕事をするということは、その責任を任されるということでもあります。
その責任を全うするためには”任されていたことを忘れていた”ということがあってはいけません。
そのために仕事においては”メモを取る”という行為・習慣が大切になってきます。
そのようなときに手帳が活躍してくれます。
会議の場や商談の場では様々な議題が飛び交います。
その場では覚えていても、いざ会議や商談が終わり時間が経つといつの間にか忘れてしまうものです。
一般的に”仕事ができる人”というのは与えられた仕事を忘れません。
たった数秒間、手帳にメモを取るだけで誰でも忘れることを防止できます。
やらない手はないでしょう。
手帳のデメリット
手帳を持つことのデメリットの代表的なものはこちらになります。
- 手荷物(重量)が増える
- 手帳とデバイスの情報が集約されない
- 定期的な予定をその都度記入する必要がある
このような点があげられます。
デメリットとして1番大きいのは2番の”手帳とデバイスの情報が集約されない”ではないでしょうか。
しかしこの点についても”スケジュール管理は手帳ひとつで行う”と決めてしまえば支障ありません。
デジタルとアナログのどちらを使うか決めてしまうことで解消することが可能です。
スマートフォンと手帳の使い分けが便利
私の場合はスマートフォンと手帳を使い分けしています。
スケジュール管理は手帳を使い、アラーム機能やタスク管理はスマートフォンを使用しています。
理由として以下の3点です。
- 通話しながらや商談の場だと手帳に書き込むほうが便利
- 対面の場合では、スマートフォンを操作するよりも手帳に記入する方が好印象ば場合が多いため
- スケジュールに付随してメモを残せるから
これらの観点から手帳を活用するようにしています。
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まとめ
どちらかに絞るのではなく”デジタルとアナログを使い分けること”で双方が補完し合い相乗効果を発揮します。
あえて手帳オンリーに頼るのではなく柔軟に使い分けることが大切です。
手帳を使うメリットを要約するとこのようになります。
- スケジュール管理がしやすい
- 過去の振り返りに重宝する
- メモを取るときに便利
- 相手に好印象を与える可能性がある
”手帳の良さ”を柔軟に活用しつつデジタルデバイスも利用する。
このスタンスがとても効果的かつ便利な方法です。