- 知識や教養を身につけたい
- 仕事や人生の指針を見つけたい
- 自信が持てるようになりたい
- とりあえず何か読んでみたい
- 周りが読んでいるので試しに読んでみたい
お固いイメージの自己啓発本。
どこか胡散臭いイメージも少しあるかもしれません。
そんな自己啓発本ですが、試しに読んでみることをおすすめします。
きっとあなたの強力な味方になります。
実は、あなたの周りの優秀な方も読んでいるかもしれません。
今回この記事では、どこか怪しく感じる自己啓発本のメリットについて解説していきます。
目次
自己啓発本を読むメリット
ではまず始めに”自己啓発本を読むメリット”っていったい何があるのでしょうか。
ここでは代表的なものを5つピックアップいたしました。
- 著者の具体的な経験が記されている
- 客観的な情報がのっている
- モチベーションを高めてくれる
- 著者の考え方を学べる
- 言語化する能力を鍛えることができる
それでは順番にご解説していきます。
著者の具体的な経験が記されている
これは自己啓発本の大きな特徴のひとつと言えるでしょう。
著名な方の具体的な経験を生で聞ける機会はそうそうありません。
しかし書籍であれば手軽に入手でき、著者の経験を知ることができます。
書籍には著者の経験を通じて人生を疑似体験させてくれる効果を備えています。
このことが自分の人生と照らし合わせ、足りないものを気づかさせてくれる一助になるのです。
客観的な情報が載っている
統計データや一般論など書籍には情報が満載です。
著者は自分の意見や主張を正当化するために、過去のデータや論文を引用し読者に説得力をもたせます。
このことが我々読者に著者の意見や主張とあわせて、客観的な指標になるデータや知識を与えてくれるのです。
また客観的なデータは第三者を説得するときに非常に有効です。
このことはビジネスの世界だけではなく、プライベートにおいても非常に有用でしょう。
ブログを執筆する際にもこの客観的な情報やデータは非常に有効です。
一個人の意見だけではなく、信頼のおける統計データを用いることが、読者に説得力を与えてくれます。
モチベーションを高めてくれる
自己啓発本を執筆されている方の経歴は、どなたも個性的ですばらしい方がたくさんいらっしゃいます。
経歴を拝見しているだけでも興味を掻き立てられます。
しかしそのような方のバックグランドが素晴らしいものだったとして、現在の地位や名声を築くまでの道のりは決して順風満帆なものばかりではないでしょう。
苦労を乗り越えて今のキャリアを築かれているからこそ、私達に魅力的に映るのです。
ある種、冒険活劇のような印象さえ受ける方もいらっしゃいます。
このような方の書籍はどれも前向きで、読者の背中を押してくれます。
この著者の”背中を後押ししてくれる言葉”や”成し遂げられた成果”から成りたい自分へ奮い立たせてくれます。
まさにこのことは自己啓発本の大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
著者の考えを学べる
これこそが自己啓発本の最大のメリットと言えるのではないでしょうか。
多角的な視点を持つことはビジネスだけではなく対人関係においても必須のスキルです。
本の中には知りたいことの答えが書いてあります。
そもそも自己啓発本を手に取るということは、悩みや解決したいことがあなたの動機としてあるはずです。
そして本の中で自分が共感できる部分や答えが見つかれば、勇気を持って行動に移してみましょう。
それこそが自己啓発本を最大限に活用できる手段です。
- 著者の考えを知る
- 現在の自分の行動と比較する
- 行動を修正する、または行動する
これが自己啓発本の効果を最大限活かす法則です。
言語化する能力を鍛えることができる
書籍を読むことはあなたに語彙力を加えてくれます。
対人関係においては、自分の考えをきちんと正確に相手に伝えることが大切です。
正確に相手に伝える為には自分の考えを言語化する能力が必要になります。
そのために書籍で語彙力を増やし、言語化するための言葉やフレーズ、言い回しを増やしていくことを心がけましょう。
そしてシンプルに分かりやすく自分の考えを言語化できるようになると、スムーズなコミュニケーションを可能にしてくれます。
難しい言葉ではなく平易な言葉で正確に伝えることが肝要です。
参考までに本を使った言語化能力のトレーニング方法をご紹介いたします。
- 著者は自分の主張を、どのような流れにそって説明しているか理解する
- 著者は自分の主張をどのように要約しているのか捉える
- 使えるフレーズがあれば書き留めておく
- アウトプットする
おすすめの自己啓発本
ここからは”2024年度に上半期に読んで良かった本”と題してご紹介していきます。
あくまで2024年に読んで良かったものを主観で紹介していますので、その点はご承知おきください。
- DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著:ビル・パーキンス
- 複利で伸びる1つの習慣 著:ジェームズ・クリアー
- 欲望の見つけ方 著:ルーク・バージス
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著:ビル・パーキンス
一見お金に関する知見が書かれている本かと思いきや、本質はそうではないです。
”富の最大化ではなく、人生の喜びを探すための方法を探すこと”がこの本の目的として記されています。
また”経験の価値”について書かれている部分には大いに共感できるでしょう。
節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。
その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。
人生は経験の合計だからだ。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著:ビル・パーキンス からの一節
そして人生を楽しむには自らの意思で行動していく大切さについても書かれています。
”限りある時間を意識し、必要以上に未来に心配せず今に注力する”という本書のテーマは、ぜひ若い方にもおすすめしたい一冊です。
複利で伸びる1つの習慣 著:ジェームズ・クリアー
タイトルからも見てわかる通り習慣について書かれている本なのですが、この本の中では習慣が正しい軌道を描いているかについて言及されています。
結果は習慣の積み重ねが後から現れるものなので、習慣をどのように捉えるかが非常に重要です。
また習慣を身につける難しさや仕組みについても詳しく解説されおり、非常に興味深い一冊です。
習慣はアイデンティティーを変える道だといえる。
あなたの人となりを変えるもっとも効果的な方法は、行動を変えることだ。
複利で伸びる1つの習慣 著:ジェームズ・クリアー からの一節
欲望の見つけ方 著:ルーク・バージス
”なぜ自分が欲しいと思うものを、自分は欲しいのか”について深い洞察を与えてくれる一冊。
自分の欲望に気づいて理解を深めうまく操縦できることを目的として書かれています。
私たちの心の奥底には、何かを欲しいと思わせる人やモノがある。
欲望にはモデルが欠かせない。
欲望の見つけ方 著:ルーク・バージス からの一節
この書籍に書かれている通り、私たちは無意識に何かに影響を受け欲求が生まれます。
例えば好きな俳優が身につけているものを欲しいと思ったり、他人が好きな相手を奪おうとしてしまったり。
テレビのコマーシャルやSNSでの商品の販売には行動経済学と呼ばれる理論が深く関係しています。
そしてこの書籍”欲望の見つけ方”を読むことでそういった世の中のマーケティングや販売法の仕組みについて理解するヒントを与えてくれます。
この一冊は情報の溢れる現代で”自分がどのように選択し行動すれば良いのかの判断”を示す手助けとなってくれます。
まとめ
自己啓発本は役に立たないなどの意見もあります。
たしかに本を読んでそのままであれば、話のネタにはなりますが効果は薄いかもしれません。
しかし目的意識を持って手に取り、実践することによって思わぬ効果を発揮します。
- 著者の具体的な経験が記されている
- 客観的な情報がのっている
- モチベーションを高めてくれる
- 著者の考え方を学べる
- 言語化する能力を鍛えることができる
これらは代表的なメリットです。
今回ご紹介した本は、1番から順番に読みやすい形に並べています。
もし興味があれば手にとってみられることをおすすめいたします。
- DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著:ビル・パーキンス
- 複利で伸びる1つの習慣 著:ジェームズ・クリアー
- 欲望の見つけ方 著:ルーク・バージス
ご紹介した書籍があなたの座右の銘になれば幸いです。